山行報告            焼 岳

山域・山名
焼岳(2455m)
山行形態
一般登山
山行日
2007年8月25日
メンバー
前田(L) 小堀 坂川 藤森
コースタイム
大沢野6:31 = 中尾登山口7:54 → 秀綱神社9:37 →焼岳小屋10:00〜10:12 → 焼岳山頂11:33〜12:25
秀綱神社13:14 →中尾登山口14:20 = 入浴 = 大沢野16:40


夏も終わりに近づいたこの日、北アルプス唯一の活火山である焼岳に登ってきた。
中尾登山口付近の駐車場に車を止め歩き始める。駐車場から300mほどで登山口に入る。道は特に急峻なわけではなく歩きやすい。
白水ノ滝展望所や鍋助横手を通過しグングン高度を上げる。振り返ると木々の間から名峰笠ヶ岳も見えてくる。
所々で小休止しながら登り続けていると大きな岩の下に秀綱神社が現れた。戦国時代の武将三木秀綱をまつった神社である。
秀綱神社を過ぎてしばらく進むと道は左右に分かれる。山頂への近道は右側の道であるが、我々は焼岳小屋に立ち寄るべく左側の道に歩を進めた。
やがて焼岳小屋に着き、ここで10分程度の休憩をとった。小屋からはこれから登る山頂の峰がそれこそ手の届きそうなところに望めた。
休憩後いよいよ山頂に向かう。途中焼岳展望台を通過する。その名の通り、山頂の峰が目の前で圧倒的な存在感を示している。
もう一つ特筆すべきは周りと比べて気温が高いことである。なんと蒸気の噴出口があり、そこから熱気が噴き上がっていたのだ。
焼岳が活火山であることを改めて実感する。
山頂への最後の登りは木々も生えておらず岩石剥き出しの道であった。焼岳小屋を出て1時間あまりで山頂に到達した。
山頂からは笠ヶ岳・西穂高岳・奥穂高岳と北アルプスの山々が見渡せる。実にすばらしい眺めである。
「グレート」「ワンダフル」etc 私にとってお約束の横文字連発である(笑)我々は山頂にたどり着いた満足感とあわせ、しばしこの雄大な眺めを満喫した。
山頂では写真を撮ったり食事をしたりして楽しく過ごした。
山頂で大休憩の後、荷物をまとめ下山にとりかかる。毎度のことではあるが名残惜しいものである。
下山時は焼岳小屋には行かなかったため、思いの外早く登山口に帰り着くことができた。
下山後、麓の中尾温泉で汗を洗い流し心地よい疲れの中富山への帰途についた。

白水ノ滝を臨む 振り返れば笠ヶ岳 登山道を行く 眼下に上高地、大正池
       
焼岳展望台より 噴気口から立ち上る噴煙 焼岳山頂にて 焼岳山頂にて

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