山行報告
岩長谷
- 山域・山名
- 25000図 上梨 三ヶ辻山(1764m)
- 山行形態
- 沢登り
- 山行日
- 2007年8月26日
- メンバー
- 尾田(L) 奥野 田中 中市 藤森 松井
- コースタイム
- 婦中町5:00=岩長谷橋(900m)6:40〜7:05=二又
(1000m)8:00=三又(1150m)8:50
稜線10:40=三ヶ辻山10:55〜11:45=宮屋敷13:00=岩長谷橋15:40=天竺温泉=パピ18
:20
今回は利賀川の支流岩長谷を遡行、登山道を利用して周回コースを試みる事となった。
過疎化が激しい大勘場を過ぎ、岩長谷に沿って作られた林道(悪路)に入る。
しばらく行くと岩長谷に架かる橋が見え、この橋から100m先の作業路(下山予定)を確認してから
岩長谷橋付近に車を停めて橋のたもとから入渓。
10分ほど歩くと地図のとおり堰堤が現れるが、脇に鉄はしごが設けてあり難なく越す事が出来た。
二又は左へ行く(右又は下降予定)。この辺までは滝も無く変化は無い。堰堤を2つ越える(これも
簡単)と水量が急に細くなり標高1100m付近でとうとう水流が切れてしまった。
マジ?涼を求めて来たのに残り標高差600mを水流無しで遡行しなくては行けないのかと思うと
かなり厳しいものがある(企画者としてこれはまずいと思った)。
しかし、しばらく歩いていると水流がまた出て来た(この時は皆大喜び)。
伏流していたのか助かった。そして直ぐに3段20mの大滝が現れる(1段目は下からは見えない)。
左から簡単に巻く事はできたが、田中、藤森、米澤の3名は滝の中を果敢にチャレンジ。
遡行では滝らしい滝はこの1本だけだったが楽しめたのではないか。
三又で何処を行くか議論になったが結果的に登山道のある三ヶ辻の稜線に出たので良かった。
時間があったので三ヶ辻山に向かう。
山頂でラーメンタイムを取ってから宮屋敷まで登山道を降って小休止。ちょっと戻って狙い通り?
薮に入り急斜面を降っていく。
順調に高度を下げて行くと標高1150m付近で落差20mの大滝が出現。ここはザイル2本(30m×2)を
結んで懸垂下降。そして朝出合った二又(目論見通り右又に下降)に到着したのだが、手前に
作業路が有ったのを見過ごしてしまった。
もう足元が不安定な沢を歩きたくは無かったので右岸の斜面を30m登って作業路に出て予定通り
この道を降って車の所に到着。
- 難所が少なかったせいもあり思ったより早く下山する事が出来て良かった反面、面白い滝があの1本だけと言うのが少し寂しい。
ただ、下降に利用した沢は遡行すれば中々楽しめると思った。
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