今日は平日だが自分の職場は休み。天気は先ず先ずと言う事で単独で人形山に行く事にしました。
田向の林道入口近くの広場に車を停め湯谷川沿いの林道を出発。林道の積雪は約1ｍ、途中雪崩れた跡も有ったがシール歩行に問題は無かった。ただ、船頭川に架かる橋は雪が切れていたのでスキーを脱ぐ。橋を渡ってしばらくで林道をカットしながら、傾斜のある浅い谷を直登して尾根(標高620ｍ)に這い上がる。ここからは尾根を忠実に登るだけ。中根山荘を過ぎ棚田の上部に来ると、深い雪に覆われた東屋が有り、ここが夏道の登山口にあたる。
見通しの利かない杉林を過ぎると雑木林に変わり、1218ｍピークを過ぎた辺りからブナ林も現れ、良い感じになって来る。昨日降った新雪の下に軟らかい湿った雪が有り、体重を掛けると結構もぐり少し歩きにくいが、標高1250ｍを越えると雪も軽くなる。風が強くなり小雪もちらつき視界も余り利かなくなって来たが、とにかく宮屋敷まで頑張る事にした。
歩き始めて約5時間、なんとか宮屋敷まで来る事が出来たが人形山方面の稜線は視界が悪く確認出来ない為、あっさりとここで引き返す事にした。宮屋敷から標高差300ｍは真に気持ちの良い斜面でしたが、その後は斜面といい、雪質といいスキーはいまいち。でもそれなりに楽しむ事が出来ました。東屋の有る夏道の登山口で大休止。林道に下りると暑くて上部の天候とは嘘のよう。
今回は3度目の正直で山頂を目指しましたが今回も叶いませんでした。また何時か条件の良い時にチャレンジしたいと思います。
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