１２月の大雪、その後高めの気温と雨、各地で雪崩の発生、当日も下界では雨模様。雪崩の確率予報があったなら、高確率間違いなしという日の山行であったのです。
横川トンネルをでてすぐ右側にある旧道のドライブイン跡のスペースに車を止め集落の裏手、お宮さんマーク近くから取り付きます。尾根までの取り付きは標高が低い事もあり、予想通り雪は腐っておりました。その中をメンバー快調に登ってゆきます。所々切れている箇所もありますので無理をせず、危ういところはさけて県境尾根を目指すのであります。小さいながらデブリもあるのですが、尾根へでてしまえばこの時期では考えられない程しまっていたので、その後は至って順調です。例年はラッセルで登る人は少ないと思われますが、数日前の単独者のトレースがありました。
予定より早く山頂に着いたので雪洞を掘ってみるのですが、ガチガチでは無くパウダーでも無く中年男５人＋ボーダーで、それなりに早いのです。３０分程で立派なものができあがり休憩タイムとなりました。水よりビールが多いアルピニストＫ氏、食採豊富なジャンプターンＯ氏の差し入れと、ひたすらご相伴に預かっていた（記）であります。ところで雪洞の中は風が無い天候ではむしろ寒い様です やはり風が強い時など悪天候時のシェルターなのでしょうか。
圧雪ゲレンデＯｎｌｙの（記）は滑りの事はよくわかりません。下りのスキーは重たい雪とのつきあいで滑りはいまいちでありました。斜面はいいようなので新雪後に再トライでしょうか。
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