乗鞍周辺ではお手軽スキーコースとして評判の輝山。会からは昨年もここに来ているが私自身は初めて。天気予報では荒れ模様ということだったが、予想に反し飛騨路に入ると雪はやみ視界も効く。
158号線の平湯トンネルを抜けた高山側に車をデポし、雪に埋まった乗鞍スカイラインに入る。先行者がおり、トレースがついている。道が大きく右へ曲る辺りで左から小さな谷が入り、ガードレールが切れていたので、そこから左手の斜面に取り付く。急斜面をジグザグに斜登行すると尾根にでて、さらに進むと鉄塔が現われる。このあたりから林道が上に延びているのでそこを進む。後続パーティが連れて来た犬も一緒になって登る。
山一面が伐採されており、真っ白である。丈夫で林道がなくなると尾根筋を登るが、この辺りも左手斜面は伐採された無木立斜面である。ただ、スキーには急過ぎる感じ。伐採斜面が終わり、傾斜のなくなった林を少し尾久へ入ると頂上。林になっていて見通しは効かない。
フライをかぶって大休止のあと滑降にかかる。伐採斜面は、障害物がなく自由にコースを取れるのだが、今日風の影響でところどころクラスト気味で滑べりづらい。大斜面を一気に滑べり降りるので、下りはあっというまである。鉄塔から下は亜才谷に沿った樹林帯を下ってスカイラインに出た。皆伐斜面は見通しも効きすっきりしているが、その分単調ですぐ終ってしまい、ちょっと呆気なかった。
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