山行報告 成谷(片貝川支流)

地図
山域・山名
片貝川支流 成谷
山行形態
沢登り
山行日
2005年8月7日(日)
天候
くもり一時雨
メンバー
清河(CL) 平井(SL) 金光 奥村(記)
コースタイム
常願寺P6:30〜成谷堰堤7:20=7:35〜連続堰堤7:45=崩壊地(820m)8:45=9:00〜1050m(ソーメンパーティ)10:30=11:00=1270m断水11:30〜1400m〜1450m赤ペンキ捜索11:45=12:30=伊折山上部登山道13:00=13:30〜伊折山13:50=東又登山道入口14:45=15:00〜成谷堰堤車デポ地15:30

高度差約900m、シャリバテ防止策として前日より行動食の選択に気をとられる。

片四発電所を通り過ぎると、成谷堰堤が「ようこそ」と挨拶してくれた。車を川原近くの駐車スペースに止めた。「うぉ〜っ」、オロロ数十匹までもが歓迎してくれた。支度を整え川原を渡り、小堰堤4つの連続超え 連続堰堤(バテル)。その後もしばらく急登が続き、小休止 小休止 とした。その先を進むと崩壊地 崩壊地 が現れ、慎重かつ小急ぎで登った。

大滝にでる。左側を高巻きそのままトラバース気味に次の滝も超えられるが、高巻いたところに捨てスリングが。「どうぞ、懸垂してください。」と言わんばかりだったので、そこは懸垂で下降 懸垂下降その1 懸垂下降その2 した。しばらくすると水量が減少し始め、本日のメインイベントの開催を成功させるために、そこでソーメンパーティ そろそろ? いっただきま〜す! とした。成谷の冷水にさらしたソーメンは最高でした。

なかなか枯れそうで枯れない沢を登っていくと、「お見事!」。どこの庭師が創ったのか、体裁のとれた岩の配置、美しい水流、そしてコケの張り具合。ここが日本庭園。ただよう涼気、浮かぶ白いモヤ、魅了されたのは私だけではないと思う。

日本庭園に、別れを惜しみ先に進むと水は枯れて 水が枯れる… しまった。そろそろ赤ペンキを探すこととなったが、一向に見つからない。かなり上まで行ったが、ヤブがひどくなるので少し引き返し赤ペンキを探した。疲れてきた私には、どの岩も赤く見えた。 ガイド資料を読み直した。「右の別の沢に入るが下からはわからない・・・」と記述。「下からはわからない!!」私は一本の倒木 を思い出した。確かに倒木の右に小さな谷筋があった。もし木が倒れてなかったらあの沢は見つからないはず。みんなで相談し、そこを登りつめることにした。倒木には目印のため赤いスリングを掛けてきた。そこを坦々つめると、念願の登山道に 伊折山にて でられた。その沢は、「はるおちゃん沢」と命名。

靴を履き替え下山。1時間で降りきり、片貝川にみな汗を流した。車デポ地までオロロに追われながら歩く。20分も経過したころ、「はるおちゃん、ほんとに2キロなんけ?」私の読図だと、2キロ余り。お疲れさんでしたぁ!


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