ハゲ谷出合 | ヤクシ谷出合 | ヤクシ谷出合にて |
ヤクシ谷出合から 真川上流 |
ヤクシ谷最初の滝が 見えてきた |
ヤクシ谷最初の滝 |
ヤクシ谷最初の滝 | 最初の滝上部のナメ | 二番目の滝をバックに |
二番目の滝の上部 | 二番目の滝の上部 | 二番目の滝の上部 |
沢デビューしちゃいました☆なかなか日程が取れず、沢山行に参加できずここまできてしまいましたが・・・。なんとまぁ気持ちのよいこと!!天気もよく、虫もおらず最高の沢登りになりました。
車から15分ほど歩いて真川に入る。前にも小渋川の河原歩きをしているが、やっぱり河原歩きは疲れる。渡渉を繰り返しヤクシ谷出会いに到着。真川のその先は川幅が狭くなりおどろおどろしい感じがする。
いよいよここからが本番である。いきなり急な岩を登り始める。うぅぅこの先こんな岩登りが続くのかぁと思いながらも水の流れるところ流れるところをグングン登っていく。F氏は困難な岩を好んでは登っていくがついていけない。挙句の果てには深見にはまって転んでしまい、右親指の靭帯を切ってしまった。(靭帯を切るのは足に続いて2度目、なんとなく切れたときの痛みが身についたわ。)
しばらく行くと、最初の滝が現れる。大感激であるが間近で見るとものすごい迫力である。右側を高巻するが初めての藪漕ぎ、手は痛いわ、足は滑るわ、先頭のF氏の姿は見失うわで泣きそうになりながら抜けるとそこは美しい滑。初めての滑に大興奮!!するとまた滝が現れる。ひぇ〜マイナスイオン浴びまくり!!今度はお手柔らかな高巻をして抜けると、そこはまたなんとも表現しがたい景色。私以上にK氏の舌も流暢に流れる流れる。
ひと休みした後は、どんどん水が細くなっていく沢を稜線目指して登るのみ。沢が細くなっていくことに、当たり前のことなんだけどしみじみ感慨深い。「最後の一滴はどこぉ?」なんて言っていたが、稜線への草原にでると、すっかり沢のことは忘れてしまうほど美しい景色であった。
あとは、黙々とふくらはぎをパンパンにしながら登山道へやっとの思いでたどり着いた。あとは下るのみ。太郎平から30分ほど下った頃だろうか、ゴロゴロと雷が遠くで聞こえ始め、みるみるうちに頭上までやってきた。とにかく一生懸命走るようにして下山。いつの間にかH氏が先頭に。(逃げ足早し?)三角点を過ぎてすぐ、数十m先に雷が落ちた。光と音が同時に、反射的に頭を抱えしゃがみこんだ。後日確認すると森の中は雷が落ちやすいらしい。(「生と死の分岐点」より)じゃどこに逃げればよいわけ??
雷が遠ざかった後はどしゃぶりの雨。最後まで走るように下山した。この雨で有峰道路が土砂崩れで通行止めになり、小口川線で帰路についた。下山路のインパクトが強すぎて、沢の記憶が吹っ飛んでしまったよー。でも、本当に沢登りは登山の原点だなぁなんて考えながら、O氏が沢にはまる理由がなんとなくわかった気がした山行でした。
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