蓮華温泉スキーコースは僕が山スキーを始めた頃に全国連盟の集いがあり、その集いに参加して以来、3〜4回来ている。このコースは、蓮華温泉という絶好の宿泊地があり、露天風呂に浸かりながら、雪景色を眺めながら飲むビールは格別である。一般的には栂池のゴンドラリフトに乗り天狗原まで登り、蓮華温泉まで下るルートだが、お金があり、多少体力の無い人は、栂池スキー場のヘリコプターを利用するのも良い。天狗原から下山口の木地屋までの間は、スキーコースの標識があり、迷子になる心配はほとんどない。
我々は車は3台用意し、最初に下山予定地の木地屋で堀さんの車をデポした。松井さんと村田さんの車の2台で蓮華温泉スキー場に行き、ゴンドラリフトを乗りつぎ、林道へ入る。雪面はクラストして、シールの効きがイマイチ。何とかシールのみで天狗原のまで登る。
この日は寒気が上空に入り込んできたのか、天狗原付近は降雪があり、休憩もほどほどに蓮華温泉へ滑走を開始した。新雪の層が20cmくらいおり、湿り雪で若干足がとられる感じですが、この時期にしては上出来だ。あっという間に蓮華温泉へ到着した。あまりにも早くつき過ぎたので、もっとゆっくり味わってこれば良かったかと後悔...
明るいうちについたので、露天風呂へ向かう。この時期は沢が涸れるらしく、薬師ノ湯のみが入れる状態であった。同行した女性たちも露天風呂に興味があるらしく、見学しに来たついでに記念撮影。
2日目は、角小屋峠まで夏道沿いになだらかな登り道となり峠直下は急登となる。登りあげて振り返ると雪倉岳から朝日岳に連なる稜線が白く輝く。角小屋峠からはウド川沿いに滑り降りる。途中から林道とクロスしながら、木地屋に下山した。
このコースの最後はなだらかな下りで新雪が積もっているとペースが上がらないことがあるが今回は、丁度よいコンデションであった。
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