ニ週続けて大品山(その1)

地図
山域・山名
大品山
形態・装備
酒井(明)さんお下がりのフリートレック、宮崎さんお下がりの兼用靴
メンバー
奥野(単独)
山行日、コースタイム
2004年1月17日
粟巣野リフト頂上 9:00 → 大品山 13:45 〜 14:00 → 粟巣野リフト頂上 15:15

翌日、山スキー常連組と袖山に行くので、練習に大品山を滑べることにする。朝、少し寝坊して、8時を大分まわった頃に粟巣野スキー場に着く。1回券を一枚買ってリフト頂上に着いて時計を見ると9時。天候はまずまず、雪は上々、誰も行ったトレースはない。シメシメ、誰にも見られず秘密訓練ができそうだ。

スギの植林が未だ小さい導水管の脇を登り始める。シールで登るのは、今回が初めて。ちょっと傾斜が急になると後ずさりしてしまい、うまくいかない。そのうち、左のシールが剥がれてしまい、ちょっと難儀する。なんとか接着面と滑走面の水分を拭き取って、再び等高開始。しばらくすると、なんとなく登れるようになる。

かなり疲れた頃、貯水池に到着。こりゃ頂上は無理かな?と思うが、とにかく頑張ってみる。貯水池から細尾根に取り付くが、ナカナカ苦労する。試行錯誤で何とかクリア、尾根筋が広くなると登るのが楽になる。

1人急斜面と格闘しつつ、何とか頑張っていた12時30分頃、貯水池上部の新雪を華麗に滑べる二人組と出会う。うーん、自分も早く滑べりたいのぉ、と思いながら、ブナの木立を縫いつつ進む。1300くらいの地点かな、新雪の急斜面を単独テレマーカーが華麗にぶっとんで目の前でデングリ返りを演じてくれた。デングリ返りの彼は、はにかみながら何事もなかったかのように、挨拶もせず滑べり去ってしまう。また1人になり、静かな森のなか、最後の登りを頑張る。13時45分、ようやく山頂。何とか行けるもんですわ。にぎり飯をほうばり滑降の準備をすると14時だった。

さて、お楽しみの滑降だが、フリートレック、ナカナカ良い感じ。新雪の急斜面がとくに面白く、雲に乗るように滑べり下りる。緩斜面は非常に苦手。すぐに止まってしまう。もっともっと滑べりたいと思うが、あっけなく貯水池着。導水管脇の狭い急斜面も問題ない。とりあえず、満足の一日だった。


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