山行報告   猫又山

猫又山頂にて
山域・山名
片貝川流域・毛勝山塊、猫又山
山行目的、形態等
登頂、ツボ足(坂川、加納、高橋) フリートレック(奥野)
山行日
2004年5月23日
コースタイム
片貝川南俣谷林道車デポ900M 6:20 → 頂上 11:30〜12:00 → 林道車地点 14:30

今シーズンの滑べり納めに猫又山に行くことにした。ツボ足の三人を誘い、ちょっと賑やかに行くことになる。

車を片貝川南又林道に乗り入れ、しばらく進む。発電所を過ぎてもまだ行けそう。結局、900m付近まで車は入った。デポ地点には既に数台の車、身仕度中にも一台やって来て、ここはやはり中々の人気らしい。

しばらく林道を進むと、右手から鬼場倉谷(オンバグラダン)が合流し、最終堰堤に至り河原に降り立つ。じきに雪の上を進み、左から釜谷(カマタン)が出合う。このあたりから私はしばらくシールで進み、他の三人はそのままツボ足。

一汗かいたら猫又谷二又に至る。どうもシールはスリップして効率が悪いのでフリトレ担いでアイゼンで進むことにする。他の3人も二又でアイゼンを装着。左又は狭く上部は雪が切れているので、右又を行く。次回はもう少し雪の多い時期に左又を行きたいなぁ、と思いながら、右又を喘ぎつつ登る。稜線までもう少し、と言うところでやけに元気な二人組が滑べって来る。あとで知ることになるが、あの山スキースーパーコンビだった。

さて、私達はとにもかくにも稜線に出なくては話にならない。最後、喘ぎつつ稜線に着くと、剱の雄姿が迎えてくれた。しばらく休みをとったら、頂上を目指す。少し雪が切れている箇所もあるがそれもホンの暫くで、再び雪の稜線を進む。あれを登ったら、その向うに頂上がある、と思ったら、「あれ」が頂上だった。

頂上でラーメンタイムとする。釜谷方面を見ると、ひとりこちらに向かうスキーヤーがいるではないか。もしや、機関車オダ号?まさか、早すぎる、他人だぜ。等と勝手なことを言いながらラーメンを食いおわり下山開始。

頂上直下から雪が切れた辺りまでは、気持の良い斜面で満足、ちょっとスキーをかかえて雪が途切れたところを通過、稜線に出たところに戻って来た。さて、私はここからが本番、上部の急斜面を快適に滑べる??と思ったが、斜面には石塊がいっぱいで、全部避けて滑べるなんてとうてい出来ない。今シーズンホントに楽しませてくれた愛機フリトレがちょっと不憫な斜面だった。

さて、二又の少し上でみんな揃うのを待っていると、さっきの釜谷のスキーヤーが下りて来るではないか、何とやっぱりオダ号だった。毛勝を登って縦走して来るオダ号に追いつかれるとは…凄すぎるよ。オダさん、お先にどうぞ。

最後、雪が途切れる辺りでみんなを待っていると雨が降り出した。林道を下りる頃には結構本降り、良い時間に降りて来ることが出来て、ラッキーでした。雨の中、車に帰り着いて今シーズンの滑べり納め、無事終了です。ツボ足の皆さんも、来シーズンはスキー、如何ですか。


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