三階棚をバックに |
フィックスを攀じる |
桃アセ谷F1 |
滝登りその1 |
滝登りその2 |
滝登りその3 |
ホンのチョットが登れんゾ |
草原は…? |
あ〜しんど |
2万5千分の1の地形図に載っているほうの桃アセ谷を沢登りし、毛勝山の西北尾根に出て下山という山行に参加しました。昔あったCMみたいに焚火でハムを焼くような沢登りが入会動機の一つだったはずなのに、入会3年で まだ2回しか沢に行っていませんでした。
車1台を西北尾根の登山口にデポした後、もう1台で取水口へ向かい、そこから入渓しました。谷は無風で蒸し暑かったので、いつもより多くアセをかいていました。途中、カタカナのモモアセ谷を遠くに見上げたりしながら、1時間ほどで三階棚滝にやってくると、残置ロープを頼りに一人ずつ高巻きました。
まもなく桃アセ谷出合に到着。最初の滝は右から高巻き、シャワー滝を横切ってクリアしました。岩がポロポロ取れやすいところなのでザイルを垂らすことになったのですが、ザイルワークの基本を理解していなかったので時間がかかりました。しばらくは性格の良い沢が続きましたが、1時間ほど経った標高1300M付近で水が涸れました。そこから涸れ沢というか岩場の登攀が続き、ザイルを2回出しました。岩が脆かったこともあって、一人で緊張していました。
やがて勾配の緩やかな草原に出たので、普通の登山靴に履き替え、稜線の登山道目指してヤブ漕ぎが始まりました。ところが僕はここから集中力が失せてきて、やたらつまずくようになりました。スタミナが切れたのと、行動食やドリンクをこまめに摂取しなかったからだと思います。ヤブ漕ぎをして30分、ようやく登山道に到着すると青いテントが張ってありましたが、何か資材が入っている雰囲気でした。
あとはこの西北尾根を下山するのみですが、頻繁にトラロープが張ってあり、急な下りが多いです。しかも雨も激しく降ってきて、とても滑りやすかったです。僕は体調が優れず、体がしびれてきたのですが、ソーセージやゼリーで腹を満たし、荷物も持ってもらったおかげで何とか下山できました。薄暗くなった18時15分でした。
水分と栄養補給をこまめにしないといけないし、一番若いのに体力がなくて情けなかったです。ザイルワークもちゃんとできるようになりたいので、雑穀谷で練習しようと思います。あと読図のための高度計や、記録のための防水デジカメ(滝沢がCMしてたやつ)がほしいです。
次回の沢は分厚いハムを持参したいと思います。
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