久しぶりに白萩川に入った。
富山赴任間もない頃、赤谷山に登るつもりで馬場島へ来たのだが、よく聞く安易な中高年トレッカーと同じで、この道を入って行けば登山口に着くのだろうという思いこみで白萩に来てしまった。幸か不幸か金沢から来たという人がいて、自分が初心者と言うと同行をして頂けるという事になった。小心者で見栄っ張りの私はさも計画通りのフリをし白萩に登山靴を浸した。
今回は、お盆の山行予定である「Windows制覇」の前準備で入渓した。リーダーは中村氏である。彼については多くを語る必要もないだろう。誰もが認めるこの山域のスペシャリストである。どうも彼この山域に登山道を造ろうと考えているらしい。その時はせめて除草剤を一つは担ぎあげたいと思っている。
当日の状況は、1300m地点から雪渓となり、雪の多さに中村氏は驚いていた。判断基準の無いな私には程度が判らない。
危険な場所も無かったので2時間強で目的に着き作業に取りかかった。自分は初心者なのでまずセルフビレイと作業者の確保の方法を教わり、その後中村氏がルート工作を行った。雪渓の下にある三の又の滝を登る為のものである。雪の多さのおかげで行動時間に余裕ができたので下山途中、雷岩で中村氏がクライミング入門講座を開いてくれた。謝〃
他人事と思うので安易に言うが、Windows制覇のレポートを期待したい。
編者注:「三の俣」と言う正式な地名はないと思う。地図にも載ってない。でも、東西中三つの仙人谷の出合うこの場所を訪れたら、私達がここを「三の俣」と呼ぶことをわかってもらえると思う。
富山労山のインデックスへ。
富山労山のホームページへ。