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今回のカンジキハイクは、大高山。猪谷の集落の奥から登る、手頃な里山で、登山道は無く頂上付近の自然林が素晴らしい、静かなところです。
登山口は、猪谷駅の少し南側で高山線をガードをくぐって横断し、集落の奥のお寺のまで車で入り、その奥の右手の杉林。墓地の向こうの堰堤のある谷を後ろに、植林地の適当な斜面を登り、小尾根の上部に出ます。植林地を越えると二次林の雑木林になり、尾根も広がります。まもなく送電線の鉄塔の下に出て、ここで進路を右に取り、しばらくで888Mの台地。ここは、広くて視界のきかないときは、進行方向に注意が必要。
しばらく台地を行くと、頂上に続く斜面に出ます。この斜面は、ブナ、ミズナラ等の自然林で気持が良いところ。一頑張りで頂上台地の一角に出ます。今回は、二人づれの先客が居ました。去年に続いて今年も頂上は展望に恵まれませんでしたが、ゆっくりと早春の里山を堪能しました。
下りは、来た道を引き返します。しばらく降っていた雪もやんで、芽吹き前の枝に霧氷が美しい。展望も少しきいて、神通峡が箱庭のように見えます。早春のカンジキハイクには、もってこいの手軽なコースです。頂上直下の自然林の斜面は、スキーにも良さそうです。登りかえしがほとんど無いので、山スキー入門にちょうど良いかも知れません。
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