滑走報告   毛勝山

滑走した日
2002年5月12日
メンバー
安田(L)、鈴木(琢)、尾田(記録)
コースタイム
阿部木谷取り付き7:30 → 大明神沢出合8:35 → 上部二俣11:15 → コル12:10-12:35 → 毛勝山12:50-14:20 → 最終堰堤15:45 → 阿部木谷取り付き16:10

今や全国でもメジャーな山になった観のある毛勝三山の盟主、毛勝山へ山スキーを利用して(2〜3年前までは考えられなかったことです)行って来ました。

朝、プラント3の駐車場を出発した頃は、小雨が降り出し今日はダメかな、と話ながら片貝川上流へ車を走らせるうちに段々空も明るくなり雨も上がって来た。車は、林道の阿部木谷最終地点まで入ることができた。例年ならこの時期、車は片貝山荘までしか入れない事が多いそうです。車は既に10台くらい停まっていて、県外ナンバーが結構多い。

最終堰堤まではスキーを担いだが、此処からは雪がたっぷりありシール登行を始めるが、安田さんはファンスキーなので担いで歩く。最初谷は狭いが、大明神沢出合まで来ると結構広く、毛勝谷が直線的に見え快適に歩くことができる。標高1600Mを過ぎた頃から傾斜は増し、スキーを脱いでアイゼン歩行に切り替える。見上げれば青空が、振り返ると眼下には雲海がひろがり、その上には僧ヶ岳や駒ヶ岳が見える。途中、山スキー、テレマーク、ファンスキー、ツボ足の団体が色んな格好で降りてくる。

稜線のコルに着くと剱北方稜線や後立山連峰が目に入る。此処から山頂までは後一息。山頂一帯は雪も手伝って結構広い。風もなく非常に穏やかな日だ。充分すぎるくらい展望を楽しんだ後は待望の滑降だが、谷の上部はかなりの傾斜の上斜面もガタガタ、転ぶと大変だと思ったが、何とか転ばずに核心部を通過、後は一気に最終堰堤まで滑べり降りた。

今日は今シーズン最後の山スキーに相応しい充実した山行が出来、大変感謝しています。来シーズンも今年同様有意義な、記憶に残る山行になればと思います。


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