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十石山は、山スキー向きの山としてインターネット上でもいくつか紹介されており、頂上に立派な山小屋(無人の避難小屋)があるのは、11月の偵察で確認済である。登り口は白骨温泉。鈴蘭高原からスーパー林道を入り、トンネルを抜けると乗鞍岳の右手になだらかで真白な山容が姿を現わす。
料金所の横に車をデポしてシール登行開始。林道を少し進んだ最初のカーブで左手の樹林に入る。ここで樹林に入るのが少し早すぎたため、湯谷の斜面に入り込んでしまう。進むにつれ傾斜が強まり、抜けるのに1時間以上かかってしまう。平坦地からは、見通しの良いカラマツ林の急斜面を斜登行、登り切ると大きな平坦地に出る。アップダウンを避けるため左に回り込むように進む。続いて右側が切れ落ちた急斜面、キックターンの回数が増える。
登りきったところで休憩。後続の2人が中々現われないが、トレースもあるから大丈夫だろう、ということで先に進むことにする。頂上が前方に見えだした辺りで、後の尾田さんから携帯が入る。有沢さんがバテ気味なので誰か下ってきてザックを背負ってほしい、という要請である。1人空身で下りてもらい、あとはツェルトを被って待機。暫くして何とか有沢さんと合流、荷物を分けて背負い、暗くなる直前の18:30十石小屋到着。一歩間違えば危ないところだった。
小屋は、一階部分が雪に埋まっており、二階の出入口から入る。中は広くて快適、宿泊は我々7名のみである。バケツに雪が汲まれており、使わせてもらった。シュラフ、毛布、マットなども備えられていたが、使用は最小限にとどめた。
夜半、強風が吹き荒れたようだが、小屋の中は快適そのもの。コーンスープと各自のパンという簡単な食事を済ませ、ゆっくりと身仕度して出発。雪面はクラスとしているが、スキーを履くとエッジが効いてそれほどの恐怖感はない。立木一つない大斜面を快適に滑べる。
樹林帯に入ると少し雪が重くなるが、この時期の雪質としては良い方である。登りのときに心配したヤセ尾根も右手に斜面が広がっていて何とか滑べられる。最後の急斜面も適度にザラメ化して滑べりやすい。二時間程で登り口に着いてしまったが、スキーの素晴らしさを実感できた。
帰りに「泡の湯」に立ち寄る。露天風呂が混浴だというので入ってみることにした。どうせおば(ぁ)ちゃん達だけだろうとそんなに期待もしていなかったのに、ナント若い女の子ばかりが堂々と入っている。眼の保養に十分だった。乗鞍高原でソバを食べ、15時には富山着。たまにはこんな早い時間に山行が終るのも良い。
今回の山行では、「隊列の分断」という山スキーではありがちがミスをまたしても犯してしまった。これは、リーダーの責任と言わざるを得ず、深く反省するところである。事故がおこらないよう、根本対策をみんなで考えなければならない。
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