大島さん、高木さんの指導の下、雑穀谷にて岩登りの練習を行った。途中の自動車道に雪は無かったが、ゲートが閉まっていたので谷まで歩いた。
まず大島組と高木組に分かれて練習が始まった。僕はプラブーツで一番簡単そうな岩を登った。普段ほとんど運動をしないので、体を伸び縮みさせる動きに疲れた。そしてザイルの結び方やビレイの方法を教わった。一方、高木組は少し離れた岩に登っていたが、それはここの3倍ほどの高さがあった。
昼食後、森岡さんは高木さんに連れられて、さっきの高い岩へ登りに行った。僕らは「おらっちゃロック」と呼ばれる岩へ。そこで大島さんに面白い登り方を教わった。それは垂れたザイルに自分のザイルを結び、それを着脱しながら登って行くもので、なんとなく気に入った(もう忘れた)。
そしてこの日唯一、福田さんがこの岩を登りきった。外から見ると垂直な壁、実際に取り付くと垂直以上に見える壁。岩の裂け目の中で、こぶしを握って体を支えたというから驚いた。福田さんが登りきると、皆の拍手で湧いた。
岩登りは体力を駆使してパズルや迷路を解いているようで、体力が続く限り何度でも挑戦したくなった。
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