19日から猿倉まで車で入れるようになったせいか、駐車場には県内外を問わず、40台くらい停めてあった。
山荘からの林道沿いには雪がところどころにあり、大雪渓は林道の終わる1400m地点までは十分に伸びており、出発して30分くらいで早くも雪渓に取り付くことができる。私はそこからシール登行を開始、安田さんはファンスキーのため、引き続きつぼ足で登る。
傾斜のきつくなる2100m付近でスキーを再び担いでアイゼンで登る。しかし雪は硬くもなく、先の登山者が通った足跡で階段状になっており、非常に歩き易い。しかし稜線付近は風が強く、身体が飛ばされそうになった。
山荘手前でスキーおよび不要な荷物をデポし、風と戦いながら、13:00ちょうどに山頂。快晴で、剣、毛勝、槍、鹿島槍、妙高など四方の山々が見渡せた。山荘でカップラーメンを食べて、いよいよ、今回のメインとなるスキー!2人で思い思いのアングルで写真を撮りながらの楽しいひと時であった。今回は長走沢を過ぎた辺りまで滑れたが、もう少し早い時期ならば、駐車場まで滑れそうであった。
帰りは、道の駅「小谷」で温泉につかり、無事帰宅。天気もよく、無理のない理想的な山行であった。
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