白馬大雪渓へ行く予定だったのですが、林道通行止めのため中止になり、猫又谷に変更したら、ここもまた林道通行止めでした。ならば、残雪期にしか登れない毛勝山へ行こうということになった。毛勝山は、ほとんどスキーを担ぐため今シーズン初めてファンスキーを持っていきました。
集合場所、5時集合だったのですが私が少し遅れてしまいました。すいませんです。宮崎さんの車に便乗してすぐに出発。
片貝山荘着、去年5月下旬に来た時は宗次朗谷の出合いぐらいまで車が入れた。今日は片貝山荘までだが、もうすでにかなりの車が停まっていった。(県外ナンバー多数)着替えて準備していたら5人組みのパーティーの一人が「その靴で登るの、雪渓まで2時間近くかかるからきついよ」と言われた。6時45分出発、スキーを担ぎ林道を歩く、途中所々なだれで林道がふさがれていた。宗次朗谷出合を過ぎ橋を渡り阿部木谷最後の堰堤を越え板菱あたりから雪渓を登る。
毛勝谷出合 直進すると大明神沢、毛勝谷は左である。去年来た時はガスがかかり視界が悪かったため直進してしまった。今回は雲ひとつないなので迷いこむような心配は全く無かった。
三の又 ここからアイゼンを着用。車がたくさん停めてあった割にはあまり登山者はいない、僧が岳の方へ行っているのかもしれない。ボーサマ谷の登りになり上部に行くにしたがって傾斜がきつくなる。上部から男性2人、女性1人のパーティーが急斜面を滑ってきた。
東京から単独で山スキーに来た人と話す。毛勝山はいろいろな本に紹介されていて結構有名で、前から一度来たかった山だと言っておられた。その方から富士山の山スキーを勧められ、ぜひ行ってみたいと思った。
少し白髪まじりの方(当会の有沢さんに似ていた)が、さっそうと来て木製のピッケルで舵を取って、グリセードで降りていった。かっこよかったです。
三の又 急斜面を滑り終え小休止する。
阿部木谷最終堰堤 ここからまた、スキーを担ぎ片貝山荘へ向かう。
片貝山荘 無事到着。いつものように北山鉱泉で汗を流して富山へ向かった。今回初めてフャンスキーを持っていったのですが、最大のメリットはなんといっても軽さである。滑りは春スキーなら十分楽しめて特に問題は無かった。
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