平成13年度富山県から発注された工事に片貝川周辺の整備工事が多い為、車両通行が片貝東又発電所までできなかった。(今後も車両が入れる場所は変更になるかも知れません)
取水口から沢登りの始まり。取水口付近に二箇所、砂防堰堤がある。一つは取水口右岸側の道(草が高く発見しにくい)をたどれば高巻く事ができる。二つ目は左岸側に高巻き道がある。三階棚滝まで川原歩きが楽しめる。大きい岩を登ったり、跳び渡ったりする。所々河床が深く股下までの渡渉もある。河川の流速があるので注意が必要。
三階棚滝は、埋まりつつあると本に記載してあったが、まだまだ、立派な滝に思えた。下流に赤ペンキでの高巻きを案内する印がある。足場の悪い坂を藪コギしながら登り、数mのトラバースをし、三階棚滝の上流に降り立つ訳だが、今回、Ф8mm30mザイルを使用し下った。また復路の事を考え、ザイルは回収しないで先に進んだ。
しばらくすると、開けた場所に出る。ここで、大休憩をとり(昼寝付)本日の終了点とした。メンバーとの話合いで、サンナビキ方面(三階棚滝上流に本川以外の谷がある)に散歩に出かけた。ここも、所々赤ペンキ印がある。30分進んだ場所で元の場所に戻る。復路も同じ場所から戻る。
三階棚滝上流で休憩し、一人ずつ高巻きの坂を登る。往路に残したザイルが大変に役割を果たした。復路で注意するべき事は、往路では夢中になり越えて来た道のりも、帰りではまったく、違うやり方で歩行しなければならなかった。(渡渉など)
取水口に着き、帰り際に滝倉谷の滝を見学しに出かけた。三階棚滝とは違い、落差のある滝であった。しばし休憩を行い、車両デポ地に戻った。
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