山行報告    唐堀山

山域・山名
唐堀山(1159.5m)
山行形態
ハイキング(ススタケ取り)
山行日
2006年6月17日
メンバー
松井(L) 奥村 前田 宮崎
コースタイム
大沢野役場6:10−国道360号脇6:36〜6:45−登山口6:57−第2鉄塔8:07〜8:15−山頂9:10
山頂広場9:14〜11:27−登山口12:56−国道360号脇13:14

私にとってクリーンハイク以外では今年初めての山行であり、前夜は遠足前の小学生のように(笑)嬉しくてなかなか寝付けなかった。

明けて17日、待ち合わせ場所の大沢野役場に向かう途上雨が降ってきた。しかし、国道360号脇に着く頃には雨も上がり晴れ間が見えてきた。普通ならここから川沿いの旧道に入り登山口まで車で行けるのであるが、法面が崩れていて旧道は通れない。そのため車を国道360号脇に止め歩き始める。まず線路に上がりJRの鉄橋を渡る。映画「スタンド・バイ・ミー」のワンシーンのようであった(知らない人ゴメンナサイ)。

線路脇の登山口から登山道に入る。始めはプラスチック製の階段が延々と続く。やがて階段を上り切り鉄塔に続く登り坂に入る。頂上までの間には鉄塔が4つ立っており、道は尾根筋に並んでいるこの4つの鉄塔をつないで急な傾斜で続いている。林の中を上がっていくこの道は全体的に視界が良くないが、4番目の鉄塔(標高900mあたり)付近だけは眺望がよく、ここから剱岳・立山・薬師岳から黒部五郎岳まで見渡すことができた。山に登っての眺望を楽しみにしている私にとって大満足の光景であった。思わず「ワンダフル」などの横文字が口をついて出る。

その後も急登は続き、時折顔を出すプラスチック製の階段を上がりながら頂上付近まで登った。ここまできて道はようやくなだらかになり、山頂を通り過ぎ山頂付近の広場(ヘリポート)に到着した。

広場で少し休んだ後、本日のメインイベント(笑)すすだけ採りを開始する。我々が広場に到着したときにはすでに先客がいてたくさん採っているようであった。そこで我々も負けじと(笑)藪の中を思い思いにこぎ回り、みな満足のいく収穫ができたようだった。 帰りは元来た道を下り1時間30分ほどで登山口に帰り着いた。湯〜とりあ越中で汗を洗い流し、大沢野役場からそれぞれ帰途についたのであった。

決壊した道路 線路を行く トンネル横が登山口 北アルプスを遠望 正面には剱岳も 北アルプスを遠望 やや右に槍が
鉄塔を4つ超える 頂上ヘリポートに着く ヘリポートより離陸前 背にはススタケが満載 麓から見た尾根


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