山行報告   濁谷山(大平山)

濁谷山山頂にて
山域・山名
大平山〜濁谷山
山行日
2003年2月11日
メンバー
坂川、山岸、奥野(L、記)
コースタイム
片貝川第二発電所 7:30 → 取り付き 7:40 → 大平山 10:10 濁谷山 11:50 → 大平山 13:15〜14:20 → 片貝川第二発電所 15:40

今回のカンジキハイクは、久々のギッシーが参加して大平山。天候はあいにくだったが、思いのほか歩きやすい雪で、濁谷山まで足を延ばすというオマケ付きでした。

7時30分、片貝川第二発電所前に車を停めて歩きはじめる。雨がポツポツ降り出したが、まぁそんなに気になるほどではない。道には、数日前のカンジキの跡多数。大平山は、けっこう登られているようだ。しばらく足跡を辿って行ったが、ずっと奥へ続いていたので、私達は右手の小沢から尾根に取り付くことにする。発電所の導水管横の階段をあがっても良さそうだが、今は雪がびっしりですべり台のようになっている。

急な小沢を30分程登って、左手の斜面に上がる。少し行くと顕著な尾根道になる。ここにまた、かんじきの跡があったが、少し行くと消えていた。稜線は概ね広く薮も深くなさそうで歩きやすい。やせている部分もホンの一部あるが、気になる程ではない。傾斜もさほどではなく、のんびり行くが、坂川さんが先頭になるとガンガン飛ばしてついて行くのがやっと。大汗かいた頃、頂上かな、というところに到着。いくらなんでも早すぎ?ということで、もう少し進んでみると、斜面の先に頂上らしきピークが見える。最後ぐっと登ったら、大平山の広い山頂の一画だった。

いくら何でもこれでは ショームナイ ということで、地図を出してみると濁谷山まで行けそうなかんじである。13時をタイムリミットに進んでみることにした。最初広い尾根をゆるく下り、やがて細尾根になり鞍部に下りる。ここからコブを二つ越えたところが濁谷山だった。尾根はやせている部分が多く、虎谷側に滑落しないよう気をつけないといけない。最後、もう頂上かと思ったその先に本当の頂上で、久し振り参加の ギッシー はちょっと足がツリ気味。

11時50分、頂上に到着。展望は残念ながらダメだったが、満足した。天気が好ければ、素晴しい展望コースらしい。適期は2月から3月にかけてで、虎谷側からだったら、スキーにも良さそうである。で、頂上付近には突如としてスキーのトレースがあらわれ、一体何処から登って来て何処へ滑べって行ったんだろう…

頂上で写真を撮ったら大平に引き返す。アップダウンがあって、尾根は痩せているので、何時ものように駆け下ることはできないし、登り返しはちょっとしんどかった。大平山山頂でフライを被って飯を食う。食い終ってフライから出てみるとシトシトと雨も本降りになった。下り最後の小沢は殆ど滑べるように下りて、発電所前に到着が15時40分。帰りは、北山鉱泉「仁右衛門」で風呂に入って汗をながした。入泉料500円(やすい)。仁右衛門はお推めですよ。


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