インデックスへ。富山労山のホームページへ。
去年のほぼ同じ時期、テント担いで行った細蔵山を再訪しようと高橋さんと２人で伊折橋から取り付いた。早月川の河原は、冷えこみが十分でないので、かんじきが時おり沈んでしまい、歩きにくい。7:15 尾根末端の取り付き着。去年は、刈り空けの道が露出していたが今年は雪がびっしり。雪は、去年よりずっと多い。
一頑張りで林道に出合う。ヤブは出てないが、雪が重い上に数歩ごとに沈んだりソラに乗ったりで非常に歩きにくい。650付近に尾根が非常に細い部分があり、通過に注意を要する。去年は雪が無くカンジキを外したが、今年は雪がびっしり。十時を過ぎても、木ノ根山はずっと遠い感じで、とても細蔵山には辿り着けそうに無かった。時おり日がさす尾根道は、つい最近の降雪で雪はたっぷりあり、４月の頭くらいまでは、下部もさほどのヤブコギは必要無さそうで、条件は良いはずなのにとにかく雪が重くバテてしまった。
12時ちょうど、ようやく木ノ根山に到着。多少目立つ赤布が木の枝に下がっているだけの静かな頂上。細蔵山は諦めてもう少し先、東芦見の稜線が見渡せる眺めの良い場所で昼食をとる。風も穏やかで、雪の山々は春霞の彼方。
昼食後下山にかかるが、ここは登り返しがあったり下りも緩やかな部分が多く、一気に走るわけにいかない。まぁ、時間はたっぷりあるのでノンビリ話しながら下った。650の細尾根の部分だけは、雪がやわらかくなっていて通過は要注意。木ノ根山のちょっと先までしか行ってないのに十分疲れて16:10伊折橋たもとの車に到着。登っているとき霞みの向うにうっすらと見えた釼岳は、完全にガスに隠れてしまっていた。
富山労山のインデックスへ。
富山労山のホームページへ。