山行報告   肉蔵山

肉蔵山にて
肉蔵山頂上にて
山域・山名
肉蔵山
山行目的
カンジキハイク
山行年月日
2002年3月10日
参加メンバー
新村、坂川、新鞍、奥野(記)
コースタイム
車デポ・出発 8:00 → 作業道 9:00 → 707M 9:25 → 870M 10:02 → 906M 10:13 → 頂上 11:00 - 12:20 → 作業道 12:50 → 林道 13.40 → 車 13:55
参考データ
二万五千分の一地形図 … 大岩
座標 … 北緯36度37分12秒,東経137度27分56秒

今回のカンジキハイクは上市の奥、肉蔵山。今年は春の訪れが早く、1000Mクラスの低山は、まもなく登るのが辛くなりそう。

上市川ダムのバックウォータを中心とした剱岳親自然公園へ向かう。ダムの堰堤を越えて右折、城山の登山口を越えて一番奥まで行き、まめやま橋を渡ってさらに奥へ進む。幾つかヘアピンを過ぎて「ここらへんから登ろうか」と車を停める。もう少し(後200Mほど)で気象観測機の建屋があって、そこまで行けば良かったかも知れない。

肉蔵山から剱

車を停めてまず杉林の急斜面に取り付く。所々雪が切れているし、植林した林のなかは見通しが効かず、進むのが嫌になる。杉や薮をかき分け、急斜面を強引登ると林道に出た。470M付近から延びている作業道のようである。530M付近からの作業道に出たのかと思ったが、一度も林道を越えていないので、そうではないようだ。作業道を少し登ると530Mを起点とする作業道との分岐に出た。800M付近から左手の斜面に取り付いて、一頑張りで870M付近の稜線に出る。ここからは、剱も望むことができ、なかなか良い眺めである。また、今登って来た斜面も気持の良い自然林で、夏鳥のさえずりが始まっていた。

稜線に出て少しで906M、さらに気持の良い稜線を進むと呆気なく頂上、良い眺めだ。目の前を少し下がって、急な雪稜をたどれば大辻山に続く稜線まで行けそうな感じである。でも、臼越山と思しきところまでの日帰りはちょっときつそう。ポカポカの日差しと剱岳、毛勝、意外に近くに見える弥陀ヶ原とその奥の薬師岳をおかずにラーメンタイム。

肉蔵山から毛勝

帰りは、530M付近を起点とする作業道を下る事にする。車を停めた林道に降り立つ所に気象観測機の建屋があり、そこまで除雪してあった。次回は、迷わずここまで車を入れよう。

春の楽しい雪山ハイクを手軽に、と言う計画にはもってこいの山である。登山道が無いので、入山者も少なく、静かな贅沢な時間を楽しむことができます。470Mを起点とする作業道の入り口は、雪でわかりにくい。右手にボロ小屋がありその少し手前の左手の林を良く見るとわかります。530M起点の林道入り口には気象観測機の建屋があって、そこまで除雪してありました。ずっと作業道を進むなら、山スキーの入門、初心者コースに良いかも知れません。

 


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