山行報告   小又川・カスミ谷(敗退)

山域
カスミ谷
目的
カスミ谷の状況の偵察
山行日
2002年8月11日
参加者
奥野、尾田、中村(記)/dd>
コースタイム
7:55 取水口→9:45 二又→11:45 終了点→12:35 二又昼食→14:00取水口
小又川本流に残るスノーブリッジ

尾田さんの車に三人乗り込み上市役場駐車場を出発。馬場島の手前からコット谷に入るようにデコボコの林道を進み終点の取水口に車を停めます。最初は左岸を通り遡り、二又まで特に問題なく快調に進みました。沢と言うより大きな岩がゴロゴロしているので河原歩きに近いものがあります。

二又からカスミ谷に入った時点で川水が不気味によどみだしたので高台に避難してしばらく状況を見守ることにします。10分後、川のよどみはしだいに引いて来たのでカスミ谷に入りしばらく進むとさっき崩壊したであろう雪渓の残骸が散乱していました。もう少し通過が早いとヤバかったかもしれません。

もうしばらく進むと予想通り氷と化した雪渓が巨大な壁となっていく手を阻んでいました。各自弱点を探しますが、結局ここを終了点として一旦戻り、二又で昼食をとることになり二又へ戻りました。

雪渓の量は昨年同じ時期に来た時より少なかったので昨年よりも先に進むことが出来ましたが、やはりカスミ大滝を見ることさえできませんでした。さらにその先にある剱岳の眺める穴場ポイントの[天狗の踊り場]はまだまだ行くことができないようで、行くとすれば春の豊富な雪渓を使うか雪渓の消えた秋に行くことになると思います。


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