山行報告   大品山〜鍬崎山への稜線

山行目的
雪山に慣れる
山行日
2001年12月9日
参加者
奥野茂和(L) 酒井夕子 森岡創 酒井明雄 鶴 正尚 坂川範夫(記)
コースタイム
粟巣野導水管横8:09 → 最初の休憩8:55 → 調整池9:09 → 大品山登山道分岐9:30 → 大品山稜線11:20 → 昼食(1420m付近)12:00〜13:10 → 大品山登山道分岐14:20 → 調整池14:45 → 粟巣野導水管横15:17

U子さんは満を持してのプラブのデビュー。私は遅ればせながらカンジキデビューの山行でした、らいちょうバレースキー場のゴンドラが整備運休中の為、残念ながら粟巣野より調整池を経てタイムリミット迄大品山の先を目指す事にしました。もっともゴンドラが動いていても鍬崎山は無理なのですが。標高の低いところからのスタートとなり雪と戯れる時間が減ったのがチョイと残念でした。次週の西穂雪訓参加者もおりその足慣らしもかねているようでした。

当日自宅を出てからは雨模様の天気でしたが登山口では小雪になっていました。登山口よりスキー場を横目に葛折の道を登るのですが、動いていないとはいえリフトという文明の利器が目に入るとどうしても無駄な事をしていると思えてしょうが有りません。調整池の手前で1回目の休憩となったのですが、その手前までは雪もなく当然ですがプラブのメンバーは登りにくそうでした。勿体なくもあるのですが。

調整池からほぼ水平の道を行きますとほどなく大品山登山道分岐の看板にあたり尾根の取り付く事になります。いきなり急登で調整池からの尾根とぶつかる地点でしょうか、そこまではひたすら急斜面をよじ登る事になります。尾根が合流してからは斜面も緩くなりしばらくゆくと雪も深くなりいよいよカンジキを付けることになり、前日購入したアルミのワカンのデビューとなります。「うーむ沈まん」 古くから有るシンプルなギアですがそのコストパフォーマンスの高さはすばらしいものでありました。

ここから大品山の稜線まではひと登りで後方の大日岳方面を眺めるうちに着いてしまいます。今回眺望が良かったのはこの地点だけだった様な気がします。大品山は踏まず気持だけは3km先の鍬崎山登頂を目指し稜線を進みます。一旦下った後登り返し,最初の小ピークであっけなく時間切れとなり昼食タイムとなりました。冬の鍬崎山はえらく遠そうで、えらく大変そうです。

下山は大品山稜線でカンジキをはずし尾根は雪のクッションを利用しガンガン下ります。夏山と違いストレートに一気に下れるのは実に爽快でありました。当然ですが早い、早い。

最後に登山口近くでカモシカと遭遇でき無事山行を終えました。


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