山行報告  赤木沢

山域山名
富山県黒部川源流 赤木沢
山行目的
沢登り
山行期間
2000年9月30日(土)〜10月1日(日) 小屋泊り
参加者
福田(L)、宮崎、安田、野間、大塚(記録)
コースタイム
● 9月30日 曇り後小雨
アルペン村 6:00 -- 6:47 折立 6:57 -- 8:20 三角点 8:40 -- 10:20 太郎平小屋 11:17 -- 13:00 薬師沢小屋(泊り)
● 10月1日 晴れ
薬師沢小屋 6:00 -- 7:40 赤木沢出合 7:55 -- 9:40 大滝 -- 10:20 支流出合 -- 11:27 稜線 -- 12:22 北ノ俣岳 12:35 -- 13:40 太郎平小屋 14:05 -- 16:00 折立 16:15 -- 16:55 アルペン村

9月30日 折立より太郎を経て薬師沢小屋まで

薬師沢小屋前の吊橋で

初めての沢登り。天気は、いまいち。夜から雨との予報。せっかく行っても沢に入れなければ意味な〜いじゃん!と思いながら…

太郎平小屋から薬師沢小屋げへ宿泊の予約を入れる。今のところ私達だけらしい。薬師沢小屋へ行くまで木道がかなりできていた。宮崎さんは、久しぶりの山行で足がつってしまい、Dr.野間の Gold Finger によるマッサージを受けながら歩く。昼少し前雨が降り出し小屋まで急ぐ。予定の 15:00 より2時間も早く到着。なんと 13:00〜17:00 まで宴会!よく飲んでよくしゃべった。飲めないと言う安田さんがチューハイ1缶と水割1杯飲んだ。(鍛えたら飲めるのでは?)夕方雨が上がったので、ラッキーと思いきや夜中じゅう激しい雨。雨音と沢の音で熟睡できなかった。(せっかく壁と歳下の良い男に挟まれて安眠を約束されていたはずなのに)

10月1日 赤木沢を溯上、北の俣岳、太郎を経て、折立下山

赤木沢

朝、雨が上がっていた。山小屋の人の、昨夜の雨で水量が増えているからとの心配顔をよそに、沢に勢いがあって面白い、と沢を登ることに決定!意外と水は澄んでいた。

赤木沢出合いまで深みが時々あり、高巻きしたり思い切って胸まで浸かったり大変だったが、一度ドボンと入ってしまえば慣れてしまう。なかなか面白い。赤木沢に入ると美しいナメ滝・小滝が連続して現れる。青空と紅葉と滝のなんともいえない美しい世界。写真を撮りながら水遊びをしているような快楽。ヤミツキになりそう!大滝を高巻きし、滝の上にトラバース。大滝の上で二又になり、北ノ俣岳方面を目指す。水がつきたところで、靴を履き替え稜線までひと登り。稜線に出ると雷鳥とオコジョが出迎えてくれた。

赤木沢

北ノ俣岳から太郎平小屋まで平坦な下りだが、長く辛い。太郎平小屋から三角点までもやっとの思いで下った。もうバテてしまい声も出ない。三角点からなぜかみんな走って下りるので最後の力を出し切って走って下りた。太郎平小屋を出るとき、オリンピックの男子マラソンがスタートしたところだったが、ゴールするまでに私達は、折立に着かないだろうと(2時間10分)言ってたのに、折立に着いてもまだ、マラソン中継中だった。マラソン選手より速かった??

赤木沢

沢登りがこんなに楽しいとは思わなかった。こんなに素敵な場所に連れて来てもらって楽しい思いをし、山岳会に入ったからこそ出来たことだとつくづく思いました。また連れて行って下さい。


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